詩について

まわる世界の静止点。
肉でも、肉でないものでもなく、
そこからでもなく、そこへでもなく、
その静止点に踊りがある。
しかし停止でもなく、運動でもない。
それを固定性と呼んではいけない、
そこに過去と未来が集まる。
そこからの運動でもなく、
そこへの運動でもなく、
登りでも、降りでもない。
静止点、その点がなければ
踊りはないのだ、
あるのはただ踊りだけだ。

                    (T.S.エリオット)